私たちにとって少し気恥ずかしく、しかし大変うれしいお知らせがございます。
この度、私たちの愛する信州上田、そしてなんと当協会そのものをモデルにしたビジネス・シミュレーション・ライトノベルのご紹介です。

架空の団体「上田北国街道観光協会」を舞台に、怪しげなコンサルタント集団と地元の奮闘を描くこの物語。
描かれているのはフィクションですが、そこで語られる熱意や課題は、まさに私たちが日々直面している「リアル」そのものです。

上田の観光の未来を考えるヒントが詰まったこの二冊を、当協会の視点でご紹介させていただきます。

観光ツーリズムの壁を壊すのは、誰だ?』
~上田城下と塩田平で学ぶコンテクスト経済の歩き方~

一冊目は、上田城下町と塩田平という二つのエリアに見えない「壁」を感じている皆様にぜひ読んでいただきたい物語です。

■ あらすじ
主人公は、当協会をモデルとした上田北国街道観光協会でアルバイトをする女子大生。
彼女が訪れたのは、都会の雑居ビルにある企業理念解体センターという怪しい事務所でした。
そこで出会った毒舌な所長やスチームパンク風の副所長といった奇妙なコンサルタントたちが、上田に乗り込み、行政の縦割りや地域のしがらみを解体していきます。

■ ここに注目!
物語の中で、当協会の事務局長をモデルにした池本事務局長が登場します。
彼は元ホテルマンで、真夏でも武将姿で柳町を案内する熱血漢として描かれていますが……これはまさに、当協会の実在する事務局長そのものです。
作中では、善光寺(未来)と北向観音(現在)を繋ぐ信仰の考え方や、真田氏が築いた精神のシステムを現代のビジネスにどう活かすかという、目からウロコのコンテクスト経済論が展開されます。

地域の分断を乗り越え、物語(ナラティブ)の力で上田を一つにする。
その熱い展開に、私たちも胸が熱くなりました。

『電脳の依代よりしろは、ビジネスの夢を見るか?』
~AIアバターに愛すべきノイズを実装せよ~

二冊目は、打って変わって最新のAIがテーマです。
そこにあるのは冷たいテクノロジーの話ではありません。

■ あらすじ
前作のコンサルタントたちが再び上田へ。
今度のミッションは、最新のAIアバターを使って観光案内をすること。
しかし、彼らが依代(ボディ)としてAIに吹き込んだのは、なんと地元のアクの強いベテランガイドさんたちの魂でした。
「腰が痛い」「漬物が塩辛い」……そんなAIらしからぬノイズ(人間味)が、ネット上でまさかの大反響を呼び、上田の街全体を巻き込んだ巨大なエンターテインメントへと発展していきます。
いささかこのあたりが現実味がないエンターテイメントとなっておりますが。

■ ここに注目!
日本のアバター市場は2.2兆円になるという予測のもと、上田がその最先端の実験場として描かれています。
教科書的な説明だけの観光案内ではなく、地元の人間のお節介や無駄話こそが、観光客の心を掴む最大の武器になる。
そんなデジタル・アニミズムの可能性を感じさせる一冊です。

最後に

著者のあとがきには、当協会の事務局長に向けて「孤独なシステム管理者として現場を守り続けてきた」という温かいメッセージも綴られています。

この物語はフィクションですが、上田の街にある歴史、信仰、地形といった資産を、現代の視点でどう磨き上げるかという問いかけは、私たちへのエールでもあります。
上田市民の皆様、そして上田を愛するファンの皆様。
Kindle Unlimitedにお入りでしたら、物語の舞台となった柳町や塩田平を思いながら物語の舞台となった柳町や塩田平を思いながら読んでみてください。壁を壊し、新しい風が吹く上田の街で、皆様のお越しを心よりお待ちしております!

※書籍に関するお問い合わせには答えられませんので、Amazonより出版元にお訪ねください。


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