
上田城千本桜まつり
Uedajo Castle 1000 Sakura Festival
戦国の名城を埋め尽くすように、約1,000本の桜が咲き誇ります。お城に映える桜、お堀の水面に映る桜など、城と桜の美しい景色をお楽しみください。また期間中は様々な催し物が行われ、夜は上田城跡のライトアップも行われています。
【開催日】4月上旬




江戸時代、城の中が松、杉の大木や竹がうっそうと生い茂る林だったことから「カラスのねぐら」と例えられた上田城。
廃城後に払い下げられた松や杉は、千本もあったそうで、秋になると城の周辺ではキノコ狩りができたとも伝えられています。
松や杉が伐採された後、城跡内に多くの梅や桜が植えられ、明治40年頃の絵葉書には「花の上田公園」という題名がつけられ、当時すでに花の名所だったことが分かります。同じ頃に描かれた松平(しょうへい)神社(眞田神社の前身)の絵も本丸にたくさんの梅や桜があったことを伝えています。
二の丸橋を渡った付近は、公会堂や遊園地の目前ということもあり、たくさんの桜が植えられたようです。昭和の初め頃の写真には、桜が見事に咲いている光景が写っています。上田城跡の桜を代表する本丸の堀の桜は、昭和3年頃に撮影された写真には写っておらず、その数年後に撮られた写真には写っていますので、樹齢80年近い桜もあるかもしれません。

初音ミク タイアップ企画
上田城千本桜まつり10周年となった平成25年には、信州上田が誇る桜の名所「上田城」と、歌姫「初音ミク」が「千本桜」でコラボするタイアップ企画が実現。
「上田城千本桜まつり」×「初音ミク 千本桜」のタイアップビジュアルやCMが作られ、まつり期間中、会場のBGMで「千本桜」が流れるなど盛り上がりを見せました。